もう辛い!子育てと仕事の両立のためにいますぐできること3つ!

仕事は続けたい・・・でも子どもも欲しい。これは男性には理解されづらい女性の大きな悩みのひとつではないでしょうか。なぜなら、現在の日本社会では、出産後に子育ての負担の大半を負うのはほとんどの場合が女性だからです。

もちろんシングルファザーで頑張っておられる方もいますしイクメンという言葉も定着しつつありますが、夫婦共働きで夫にほとんどの育児負担があるケースは、日本ではまだまだ、少ないのではないでしょうか。そしてもちろん、シングルマザーとして日夜頑張っている方も多いでしょう。

少子化なんだから子どもは産んでもらわないと困る、でも旦那の給料だけでは生活できないから働き手としても必要、でも家事育児は頑張ってね・・・いやいや母は強しとは言いますが、こちとらスーパーウーマンだとでも!?思わず叫びたくもなりますよね。

そんな時代に子育ても仕事も頑張るママたちが、辛いと感じたときに楽になる方法、お教えします。

1.育児は役割分担で

実は女性の出産後の社会復帰をはばんでいる一番の原因は、家事の分担の不足なんだそうです。つまり家庭での役割分担が一番のネックになっているんですね。家事育児を分担できる協力者を増やすことが、仕事と育児を両立するためには必須と言えます。

1-1.頼れる場所を作る

子どもは独りで育てることは出来ません。シングルでもワンオペでも立派に育ててみせる!と思っている方もいるかもしれませんが、私たちは、誰も独りでは生きられません。自分たちの身の回りのモノを見渡すと、誰かが作ってくれたモノですね。

もちろん、現代はおひとりさま、という言葉もあるように、極力、人と関わらずに生きることもできますが、こと子育てに関しては、太古の昔から協力し合う必要があったほどの大変な重労働です。

その上、子育ては思い通りにはいかないことばかりです。参観や懇談などばかりでなく、急に体調をくずしたり、急な呼び出しなど、仕事を休まなくてはいけない場合も多々あります。でも休んでばかリもいられない、さぁそんなときはどうする!?

協力者は、家族だけとは限りません。病院や保育園や学校といった施設なども、もちろん協力者に入ります。特に身内での協力者が少ない場合は、病後保育やベビーシッター制度を活用するなど、いざという時に頼れる場所を探しておきましょう

子育ても出来ない自分は失格だ、というような考え方は捨てて、カウンセラーなど相談できる機関や、SNSなどで自分と同じ悩みをもつ仲間を作っておくことも、とても大切です

1-2.合い言葉を決める

家族間で役割分担をする時には、ひとつひとつの物事に細かいルールを作るのはお互いにストレスです。どうしても譲れないこと、ここだけは尊重して欲しいことをお互いに伝え合うことは重要です。そのうえで、根本的な考え方については簡単な合い言葉をつくっておくのもおすすめです。

例えば我が家の場合には、「口を出すなら手をだせ」という合い言葉があります。笑。ついつい相手の至らない部分に口を出したくなるものですが、口で言うのは簡単。口をだすくらいなら、まず自分が率先してやってみる、という合い言葉です。

このような合い言葉があると、お互いに相手に不満をぶつける前に、ワンクッション考えることができます。合い言葉はシンプルで、お互いの価値観の土台となるものがおすすめです。

1-3.根本の目的をすりあわせておく

役割分担をしていても、目の前の小さな物事に対しての分担や不満が積み重なってくると、やっぱりストレスになりやすいですね。人間の脳は、悩むときは視野が狭くなっているときと言われています。その不満は、個人的なイライラをぶつけあっているだけなのか、それとも家族全体を考えた上で改善すると良いことなのか。

例えば、仕事から帰って食事の支度をすると、遅くなってしまうことも多いですが、食事前に子どもにおやつを与えてしまうことに不満がある場合。与えるほうは子どもがおなかをすかせて愚図るから、という理由があり、それを不満にもつほうは、子どもにせっかく栄養のある食事を作ったのに、食べられなくなることにイライラしている。

けれど、そんな状態で食事をしてもちっともおいしくなく、せっかくの栄養も半減ですね。一番大切なのは、楽しい雰囲気で食事をすること、ではないでしょうか。栄養面がどうしても気になるなら、甘いおやつではなく、おにぎりにするなど、妥協点をみつけて、お互いが気持ちよく食事をするほうが精神衛生上どんなによいかわかりません。

忙しい日々の中ではありますが、なにが一番大切なのか?本質的な目的を見失わないように気をつけておきたいですね。

2.正しいより楽しむを優先する

ものごとは、正しい、を最優先にしてしまうと、行き詰まってしまうことが多々あります。選択で迷うときは、どちらが楽しめるか?で選ぶと、結局はストレスがなく、長続きしたりうまくいくのです。

2-1.子どもとの時間を楽しむ

仕事をしていると、自分が子どもに関われる時間の少なさに、罪悪感をもってしまったり、周りのように子どもに手をかけられていないと、自分を責めてしまう場合があります。でも実は、子育ては、時間の長さよりも、質なのです。

自分が子どもに向き合える時間だけで良いので、しっかりと子どもの話に耳を傾けたり、時間がとれるときには、一緒に楽しめる時間をすごすようにすることができていれば、十分なのです。

また、習い事などにも連れて行くことができないなどの悩みをもつ人も多いのですが、習い事をたくさんさせたり、よい子にしつけよう、とか、周りから褒められるような子育てをしよう、という考え方よりも、この一度しか無い子育て時期を楽しむ、目の前にいる子どもとの時間を最大限に楽しむことのほうが、実はとても重要なのです。

子どもは楽しむ天才です。実は、大人になってから伸びる子というのは、大人のいうことをよく聞いてきた子よりも、幼少期に自分のやりたいことをしっかりと応援してもらった子、たくさん遊んだり楽しんだりする時間をもてた子なのです。

周りの大人がレールを敷きすぎてしまうよりも、自分で試行錯誤して育った子のほうがたくましく人生をわたっていけるでしょう。親もそれくらいの肝っ玉母ちゃんを目指してしまいましょう。

2-2.自分の人生を楽しむ

子育てをしていると、この大変さが永遠に続くような気がしますよね。実は、子どもが本当に子どもらしい時期、親を必要としてくれる時期というのは、案外と短いものです。

いやそんな先の話で無く、いましんどいの!と言いたくなる気持ちは重々わかりますが、子どもが手を離れたときのためにも、自分の人生の楽しみをもっておくことは重要です。趣味でもよし、オタ活でもよし笑。またそれが仕事であるならば、時短制度などを活用するなどして、自分のためにも、仕事を続けられるようにしておきましょう。

子どもは、義務感にがんじがらめになっていたり、ガマンしてイライラしている親を見るよりも、自分自身が楽しんで生き生きしている親を見る方が好きなのです。

自分のためだけでなく、子どものため、家族のためにも、楽しむことを忘れないようにしましょう。

3.我が家のルールを作っておく

子育てをしていると、外野からの言葉に振り回されてしまうことがあります。離乳食は手作りがよいとか、3歳までは家で子どもを見るべきだ、といった言葉たちです。特に自分の子育てに自信がない場合などは、周りからの意見に右往左往してしまい、余計なエネルギーを使ってしまうこともしばしばです。

また仕事で預けることの多い、実の親や、義父母などから子育てに口をだされることも多々ありますね。手伝ってくれる相手ならば、感謝して多少の意見は聞く必要もありますが、周りと同じで無くても、自分の家にとって心地よいことなら、我が家はこれがルール、と決めてしまいましょう。

特に、いかにもあなたのために言っているという風を装って人格否定をしてきたり、自分の価値観を押しつけてくる人は、要注意です。口ばかりでいざというときには責任をとらないような相手なら、聞く必要はありません。どんなに近い存在であっても、自分とは考え方が違いますね、とサッサと境界線を引いてしまいましょう。

まとめ

皆さんは、子育てをしながら仕事もしている、素晴らしい存在です。親や上司、学校の先生などの世代には、共働きではなかった人たちもいます。そんな時代や生育歴の違う相手からの助言めいた言葉たちは、時にマイナスともなります。

これからは、また新しい時代を、皆さんが切り開いているわけですから、もちろん、先人の知恵は活用しながらも、そこに新しい価値観を上乗せして、いまの時代に即した子育てをしていっていただきたいと思います。

それでも、もし辛くなったり、自分を信じられなくなったりしたときには、躊躇せず、まわりの人や、心療内科やカウンセラーなどに相談してください。ポイントは、あなたの話を否定せずに聞いてくれる相手であること。共感的に、肯定的に聞いてくれる相手であること。親や友達など身近な人であっても、あなたにも悪いところがあるんじゃ無い、などとあなたを責めたり否定してくるような相手には相談してはいけません。専門家と言われている人でも、決めつけてたり価値観を押しつけてくるようなタイプも要注意です。くれぐれも相談相手を間違えないように、気をつけてくださいね。

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