藤色 美華 (ふじいろ みか) 子供2人に夫が1人♪
光り輝く本当の自分に出会う、がコンセプト
みとめる育児、ゆる育児推進。交流分析トレーナーの視点からの子育て法・自分のなかの答えに出会う方法などを発信しています。
タイプの違う発達グレーゾーン二人の子育てを経て、コミュニケーション障がいとも言われる発達障がいに対応するためコミュニケーションの基礎を学ぶことができ実際の場に役立てることができる交流分析トレーナーの道へ
小中学校での通級支援支援クラスの設置に尽力、誘致などに成功
発達グレーな子をもつの親の会を友人と立ち上げ、ゆるくつながり悩みを共有し合える場所作りとしてランチ会、交流分析を用いた相談お茶会なども開催
ストーリー
2000年メモリアル婚を経て男子二人を授かるも、長男に三歳頃から保育園の集団生活に問題が出始める。いわゆるグレーゾーン。
当時は発達障がいへの理解や支援も少なく、軽度であるがゆえに身内を始め、保育園の先生や学校の先生すらも、親のしつけ・愛情不足・考えすぎなどと思われがちな環境で、夫は単身赴任中のワンオペ育児でもあったことから、相談できる場の少なさに苦労。この経験がのちに悩みを共有し合える親の場作りの原動力となり、友人と親の会を立ち上げ、毎月のランチ会やお茶会を通して親同士ゆるく楽しくつながり情報交換や息抜きのしあえる場所作りを続けている。
長男は軽度ではあったものの、小学校入学に向け、広汎性発達障がいの診断書を申請。通常学級に在籍しながら、隣の小学校での通級支援を受ける。ただし発達障がい向けでなく、言語障がい向けの通級であったことから、一年で退級。発達ぐれー児をもつ親ごさんたちと協力し自校への通級設置活動。通級クラスの設置を誘致。
その後次男にも問題が出始める。相手の思いや空気をよむ、一斉指示などに苦手をもっていた自閉系の長男は、通級支援を受ける中で次第に落ち着きをみせていったのに対して、ADHD系の次男は集団生活などで落ち着きがなく怒られてしまうことも多く、自己肯定感の低下からの暴力、かんしゃくが激化していき、学校でのトラブルが頻発する。
毎日の子供のみでの登下校へのつきそいトラブルやけがをさせた相手への謝罪などを繰り返すうちに、親である私自身がパニック症のひとつ、予期不安症を発症する。心療内科での治療を受けつつ、仕事育児をこなすことで心身ともに疲弊していたところ、縁あって交流分析のカウンセリングを受けることができ、自己分析を深める。
同時期に次男の通う中学への通級支援クラス誘致活動のため、発達グレー児をもつ親さんの会を友人と立ち上げる。毎月のランチ会で親さんが相談できる場、息抜きのできる場作りや、年に一度の講師を招いての勉強会などを開催。また交流分析トレーナーの資格を取り、個別相談お茶会なども開催。
発達には個人差があり、特に生きづらさを本人が抱えていても、検査を受けても診断のでない軽度の場合などは特に、相談場所や支援の場からこぼれ落ちてしまうことも多々あり、悩む親御さんが多くいます。
発達障がいはコミュニケーション障がいともいわれますが、わたしたち誰もが、コミュニケーションは自己流であり、多くの人がゆがみを抱えて生きています。交流分析を通して自分自身のゆがみに気づくことで、まずは自分自身の生き辛さを手放し、本来の生き生きした自分を取り戻すことができます。そして自分や我が子に適したコミュニケーションを知ることもできます。